最近軍事クーデターで政情が不安定な北アフリカ。

近国のチュニジアも2010年から2012年にかけて発生した「アラブの春」により
反政府デモや抗議活動が未だに続いている国。

公の場所での集会は規制され、スポーツ界も例外なく
プロサッカーリーグの試合も観客はスタジアムで観戦することを禁止された。

無観客試合。
選手のモチベーションも下がる
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そんな中、一部リーグ残留争いのクラブチーム「CS Hammam-Lif」は
“スタジアムの外からサポーターの熱い声援を選手に届ける
“The 12th Man(12番目の選手)”というアプリを開発。


【Mobilizing The 12th Man】
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ella3ib12.com

このアプリの画面には「歓喜の叫び」「手拍子」「ホーン」などの
アイコンが表示されており

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アイコンをタッチすると観客席付近に設置された巨大な40台ものスピーカーから
スタジアムに声援や拍手が響き渡る仕組み。

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観客は誰もいない。
だけど、携帯電話を通じて試合会場の選手に声援を送ることができる。
たとえスピーカーから流れていても、
その声援は全くのウソではない本物の熱い思い!

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サポーターはテレビ観戦をしながら、
試合会場にいるように選手に声援を送ることができる。



動画もドキュメントなので、感動の薄い私も胸にグッと込み上げるものが、、、

チュニジアという国を全く知らないが、
地中海を挟んでヨーロッパには近いのでフットボールは盛んなはず。
政情不安に失業、見通しの立たない生活。
それでもサッカーが見たい!
逆境を現代のテクノロジーを使って乗り越えた素晴らしい試みだと感じました。


ネタ元:
離れた場所からでもサポーターの声援を選手に届けられるアプリ “The 12th Man”

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