広告につきもののキャッチコピー。
キャッチコピーは言葉で成り立っています!
(当たり前ですが・・・)
という訳で
先ほど、小学館の国語辞典「大辞泉」編集部から発表された
[本来とは異なる意味・言い方で使用される言葉ランキング]を紹介しながら
今回、言葉の勉強をしてみましょう。
それでは 早速第1位!
「ハッカー」
本来は「コンピューターやインターネットに詳しい人」だそうです。
本来とは異なる使い方は・・・
説明しなくても分かりますよね?
続きましては駆け足で発表!
「確信犯」「他力本願」「破天荒」
本来の意味はそれぞれ
「信念に基づいて正しいことだと思い込んでする犯罪」
「自ら悟りを得るのではなく、仏の力によって救済されること」
「だれもなし得なかったことをすること」
こういうウンチク、
たまに聞くことがあって気に留めていても
ここまで間違いが浸透してしまったら、
本来の意味としてはなかなか使えませんね。
(使った後は必ず「本来の意味はね・・・」と説明も付け加えないと
話がトンチンカンになってしまいそうなので・・・)
その他「姑息」「失笑する」「敷居が高い」
「話のさわり」「なし崩し」「悪びれる」がランクインしました。
(本来の意味は調べてみてください)
[本来とは異なる言い方]では
1位 ×「間が持たない」⇒○「間が持てない」
2位 ×「声をあらげる」⇒○「声をあららげる」
3位 ×「足もとをすくう」⇒○「足をすくう」 などなど
というわけでまだまだランキングは続きますが
まとめとして
正しい言葉使いが大切ということは分かってはいますが
間違った使い方も大勢が占めれば
コミュニケーションとしての言葉が成り立たなくなってしまうので
変化していってもしょうがないのでは?
という気がします。
言葉っていうのは時代によってどんどん変わるものですもんね!
ただし、言葉を発信していく職業の私たちは
本来の意味・使い方を知っておくことは大事なことだと思います。
それでは最後に問題です。
以下の文章中おかしな箇所はいくつあるでしょうか?
答えはそのうち発表させていただきます。
「熱にうなされながらも、私は怒り心頭に達した。
しかし、よくよく考えてみれば、上には上がいるものだし、
愛想を振りまいてばっかりの私よりも、
押しも押されぬあの人の方が、よっぽど立派ではないか?
そう考えると私は死ぬほど恥ずかしくなった。」
※弊社商品およびサービス以外の記事内容およびリンク元の内容については、弊社では対応いたしかねますのでご了承ください。