3月末、企業などが運営している「フェイスブックページ」が全て「タイムライン」化される。
衝撃のニュースから1ヶ月。
いよいよ個人だけでなく、すべてのフェイスブックページがタイムライン化される。

フェイスブックのタイムラインって何?
超入門!Facebookタイムラインの使い方:タイムラインとは


↓ビックスのフェイスブックページはとりあえずタイムライン化済みです。
fb


フェイスブックはマーケティングに使えないのか -JB RESS-


これは本当に大きな変化。
いままで「いいね!」を活用したキャンペーンや誘導策、「いいね!」を押してもらうための面白いアプリ開発など、様々な手法で消費者の「いいね!」を集めてきたマーケティング手法。


これがすべて無駄になる可能性が高い。(今のところ)


フェイスブックが誕生してから、企業は試行錯誤しながらフェイスブックでのマーケティング手法を考えてきた。
そのなかから「Welcomeページ」や「いいね!」キャンペーンが生まれてきた。
弊社でも「ソーシャルメディア企画・開発課」を立ち上げ、どうやってソーシャルメディアをマーケティングに生かすか?「いいね!」を押してもらうことが目的になり、ブランディングだったり集客だったり、本当の意味でのマーケティング活用になっていたかどうか?と考えていた矢先の発表。


やはりそうなってしまったか、が正直なところ。


今回の発表は、フェイスブックは「コミュニケーションの道具であり、企業からの一方的な情報発信やマーケティングツールとして使わないように」という、フェイスブックからの忠告のようなものだと思う。



何かお得なクーポンを貰えるから「いいね!」を押しているだけで、「本当の顧客」にはなっていないことが多いと思われる。
中短期的なブランディングやマーケティングにフェイスブックは向いていない。
長期的なコミュニケーション戦略にこそ活かす道があると思う。

個人的には、ソーシャルメディアは、「広く浅く集客するツール」ではなく、「ブランディング&ロイヤルカスタマーを育てるコミュニケーションツール」として活用するのが正しい気がします。
ロイヤルカスタマーが育てられれば、後は何もしなくても、Twitterやmixi、もちろんフェイスブックなどのソーシャルメディアで露出も口コミも広がっていきますよね。


継続して続けた結果として、集客やブランディングにつながるって程度の気持ちの方が合っているかも。



だってリアルな世界では、ちょっとしか話したことがない人に、いきなり「ファンです!」とはならないですよね。
時間をかけて、相手とコミュニケーションをとってから「ファン」になりますもん(>▽<)
blog_icon_kanchan

※弊社商品およびサービス以外の記事内容およびリンク元の内容については、弊社では対応いたしかねますのでご了承ください。