2週にわたる大雪で、関東を中心に山梨や群馬など孤立するエリアも出て
大きな災害になってしまっています。
交通が麻痺し、物流が止まるだけでなく、救援物資や救助隊すら届かない地域もあり情報も錯綜しています。


そんな中、本田技研工業株式会社は、自社のカーナビゲーションサービスである
「インターナビ」による道路通行実績情報を公開しました。


甲信地方の豪雪災害エリアの道路通行実績情報を公開


この道路通行実績情報は、当該地域での移動、および救援・支援活動に向かう方の参考となる情報を提供することを目的としています。

map


通常は自社サービスの会員向けの情報ですが、アプリはもちろん、
Googleマップも活用し、無料で公開しています。


kmz - Google マップ


Hondaの「インターナビ」は、道路通行実績を元にしたサービスなので、
大雪の後に実際にクルマが通行した実績のある経路情報が分かります。
直近4時間の情報が1時間毎に自動で更新されているそうです。

地図上の青いラインが実際に通行実績のある道路になります。
まだまだ寸断されている道路が多いようです。。。


ちなみにHondaさんは、2011年3月11日の大震災の際も道路情報を公開しています。
被災地の通行実績情報マップをGoogleと提供 -Hondaニュースリリース- 



元々カーナビは進路をナビするサービスでしたが、交通情報を取り込んで
ルートを検索できるようになり、さらにはインフラが整備され、
カーナビ自体が情報をリアルタイムに発信することができるようになりました。

「カーナビ」というサービスは、スマホやタブレットに侵食されつつあるのは現実ですが、
こういったネットを活用したリアルタイムサービスを提供できるのは、
スマホやタブレットにない優れた機能
だと実感しました。


スマホに脅かされていると言われるカーナビ市場ですが、
まだまだ捨てたもんじゃないなぁと思いました。




私の自家用車は9年前のDVD式ナビなので、数年更新されておりませんが
渋滞情報だけでなく、こういった情報が災害時に役に立つなら
買い替えても良いかな~と思いました。

先立つモノと我が家の財務省の許可が無いと無理ですがね・・・^^;

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